SEOのマニアックな知識&数字の受け止め方

大坪拓摩(日本デザイン)
HPとLPの制作からLPOまで
From:大坪拓摩(日本デザイン)

あなたがインターネットで集客、販売を行っているなら
商材の関連キーワードで上位に上がる検索エンジン対策、
通称SEOには大変興味があることでしょう。

なので今日はそのSEOから1つ
マニアックな知識提供をしてみようかと思います。

GoogleAnalyticsでは見れない検索エンジン側の情報です。

まずは2つの表を見て下さい。

1つ目

#1 – 47%
#2 – 13%
#3 – 9%
#4 – 7%

2つ目

#1 – 23%
#2 – 6%
#3 – 5%
#4 – 3%

コレ、なんの数字だか分かります?

コレ、検索ユーザーのクリック率を現す表なんです。

まぁ少し前のデータなんで正確に言うと現在の数値ではないんですが…
というか検索エンジンのアップデートはけっこう多いので
正直、毎月追っているのはマーケッターとしては無駄な作業です。

なのでここでは考え方を覚えてもらえたらと思います。

では早速、上の表ですが、
数値は検索ユーザーのクリック率だとして表が2つあります。

マニアックな見比べですね。

この違い、なんだと思います?

。。

。。。

。。。。。

この違い、1回目と2回目の違いなんです。

詳しく言うと、
1つ目は1回目にどの順位をクリックするかの確率
2つ目は1クリック目のページから戻ったとき、どの順位をクリックするかの確率

そんな違いです。

よくSEO業者やネット集客コンサルを名乗る人は
この辺をごっちゃにしてクライアントに伝えてしまうので
いまいち分かりにくくさせてますが、

自分がキーワード検索するときを想像してみてください。

1ページだけ見て、閉じるなんてあまりないですよね?

1回目のクリックはだいたい1の表の順位をクリックするけど、
そこ見て、「次の情報も」となる人は2の表の動きをします。

「だから何の役に立つんだその知識と思ってしまいますよね?」

その通りだと思います。

今回お話したいことはSEOのマニアックな知識だけではありません。

というか、毎回こんな〆になってますが、
要は自分で考える習慣を持て、って話です。

世の中で出る数字をHPでパッと見たり、HP制作会社から聞いて
そこで思考を止めるのでなく、実際のユーザーになった気分で考えて
数字を租借(そしゃく)して下さいということです。

今回の場合はこうです。

「1回目にクリックされる確率は分かった、
 けど検索ユーザーは1ページで満足しない場合もあるはずだ。
 数値次第では上ぶれも期待できるんじゃないか?」

みたいな感じです。

思考の枠に捉われず、
柔軟な頭をもって仮説を立てれれば
webマーケティングは今よりもっと楽しく、効果が上がるはずです。

大坪拓摩(日本デザイン)

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