客が遊園地で商売してる図

大坪拓摩(日本デザイン)From:大坪拓摩(日本デザイン)

「やっと終わった」

先週から会社でブログをやることになって
いまwordpressからのSNS共有設定がやっと終わって一息。

基本SNSからのリンクはサイトの改善目的で作ってるんですが、
(被リンクというよりアクセスの流入によるサイト導線のテスト)

そのテストでfacebookと頻繁に行き来していたときのこと

「このおばさん毎回出てくんなぁ。。」と思わず思ってしまう人がいる。

こうゆうのふだんは特に興味を持たないんですが、
最近クライアントから「facebookってどうなの?」と相談があったこともあり
少しサンプルとして見てみることに。

分かったこととして、
どうやらこの人は起業を目指す初期レベルの個人を対象に
40万円くらいの塾を売っているらしい。

自作の経歴を見るとほどほどに凄い人らしいのだが、
提供しているコンテンツがどうにもいまいち。。

自分もと教育には金かけてて
45万とか100万とかのセミナーにいくんだけど、
そこの5万円のセミナーとかとどう比べてもしょぼい。

ちなみに悪口のために書いているのではない

ここからは彼女を成功例として、塾生を失敗例として考えて欲しいのだが、

彼女は自分がビジネスのターゲットが特にどの分野に属するのか、
どうやって集めるのが一番効率的なのかが分かってる、というのがイイ。

たとえばこの女性のターゲットは起業や副業に興味あるが、
まだ始めていない人、なおかつ情報を見比べたりしない情報弱者。
「facebookで副業できたりすんの?それなら出来そう。やってみたい」
とか思ってしまう人。

この女性は塾生をSNSで集客をやるのであれば成功するだろう、
がそれを習ってやる生徒たちは上手くいかないだろう。
なぜなら、彼女のコンテンツは彼女のものであり、
お客さん(情報弱者)に必要なのは集客のツールでなく中身だから、である。

すこし考えれば分かるはずなのだが、
facebookは集客の道具であって中身ではない。
それが分からない人にそれを売っている状態。

中身があってこそ集客に意味があるのに
この塾では中身を強化をするのでなくテクニックが売られている。。

客が遊園地でアトラクションを売れる訳が無い

あなたも彼女のお客さん状態になってはいないだろうか?

自分の商品を強化しないで集客装置に頼ろうとしていてはいけない。

facebookは万人が遊び目的にくる遊園地であり、
そこに来る客がアトラクションを売る商売は成立しない。
遊園地で商売したいなら飴ちゃんか風船かぬいぐるみを売るべき。

この記事を読んだあなたはアトラクションを売ろうとしてはいけない。
あなたの売る飴ちゃんか風船かぬいぐるみを、より魅力的にし、
より多くの人を喜ばすビジネスを築いてほしい。

だからこうやって情報弱者を食い物にしてはいけない。
人のビジネスを批判するつもりは特になかったのだが、
考えれば考えるほどひどい話だったせいか個人的には許せないと思ってしまった。

よりよいビジネス、より喜ばれるビジネスが増えることを祈りたい。
あなたがそういったビジネスを持っていて、
発展させたいと思っているならいつかそのお手伝いもしたいと思う。

大坪拓摩(日本デザイン)

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